アートとしてのむすび

2020年、私の心の中で、
ひとつ、モヤモヤつまり混沌の中から
兆しがふわふわと揺れ出し、
もしかしたらそれが
「はじまり」だったかもしれません。

2020年で一区切り、という想いが強まって、
年末までの出店を終えて、
2021年の1月
私は深く深く、潜りました。

今まで創ってきた作品も、
もちろんだいすきで、
これまで以上に
日常に馴染み、みなさんの生活の中で
お役に立てるものになるように
ブラッシュアップし続けています。

それとは別に
新しいジャンルというか、
「むすび」に込められたをより存分に表現していくような
水引がただの素材ではなく
もうぶち抜いて突き抜けていくような部分を
存分に表現するようなものを
創りたいな、と思って
また、
「むすび」を探求し、「醸し」、
「カタチ」として産み出す、もとい「産すぶ」という作業を
繰り返し
この春新たに、

「アートとしてのむすび」というラインをつくりました。

作品をひとつ仕上げるのにも
とても時間がかかります。
ただ形に結ぶのではなく、
カタチにちゃんとムスビの意味が顕れるように
先人たちの叡智をむすび目に紐づけた
作品に仕上げています。
手数も他のものに比べたら非常に多いのですが
そこを厭わず、
伝えるということをカタチに顕せるようにと
創りだすラインが
まさに
アート、として
新しい創造をはじめました。

先日、私の縁の地、大船 のルミネウィングさんでの催事を皮切りに
発表し始めました。

いつも私の作品をお馴染みとしてご覧いただいていたお客様には
ぎょっとされたかもしれませんが、
私の伝えたいこと、それを心の芯に据えて
表現していきたいと考えています。

それが、
このアートライン になります。

今後も新作をアートラインのエリアで
発表してまいりますので
どうぞご期待くださいませ!!